我が娘の運動会の歴史
先日、小学校に入ってから初めての運動会が行われました。
発達障害の子の親にしてみると、ドキドキする行事ではないでしょうか。
うちもやはり同じで、毎回心配なことばかりです。
今年も、練習が始まって、家で何をした?って聞いても帰ってくる言葉は
「わからない。」
今日やったことだろ!と言いたくなりますが、覚えていなかったり、うまく伝えらないということでこの答えなのでしょう。。。。。
本番前日になってようやく何をやっているのかなんとなく分かり、音源を流すと少し踊ってくれました。
振り返るとほんとに運動会はいろいろありました、、、。
○年少時
支援の先生が付きっきり。それなのに全然踊らず、なぜかその場でくるくる回っている。(発達障害の子あるある)
○年中時
支援の先生が付きながら、なんとか踊る。個人走もなんとか走る。
○年長時
一気に成長した感じになり、ほぼ一人でいろいろなことができる。踊りはうまいとは言えないが一生懸命さは伝わる。係の仕事っぽいことも頑張っていた。
年少時はほんと見ていて辛かったけど、今となってはいい思い出。こうやって書き出してみると、成長したなと感じます。
そもそも人前で何かやる、いつもと違う環境というのが、ストレスのようで、うちの娘はエンエン泣くというより、照れでふざけてしまったり、ニヤニヤしてしまう感じでした。きっと練習でもいろいろご迷惑をおかけしていたんだろうな、と想像できます。。。
そして、今年。幼稚園が小さい規模だったのに、小学校は大規模小学校。どうなるのだろうと思っていました。運動会の種目は支援級ではなく、交流である、通常級のクラスの一員として参加します。
まずは玉入れ。ダンスをしてから玉入れをするのですが、ダンスはとりあえず覚えているようで、上手に踊っていました。(多少ずれるところもありました。)玉入れでは、ルールは分かっているようで、玉を拾いますが、全くかごを見ずに投げる、投げる、投げる。もちろん1個も入らず、チームへの貢献ゼロ。。けどやっていただけいいか、と思いながら見てました。そんな貢献度ゼロの娘がいるにも関わらず、クラスは優勝!!
戻ってきた娘に「勝ったの?負けたの?」と聞いたら、案の定、
「わかんない。」
とりあえず、勝ったことは伝えておきました。。。
もう一つの種目は、個人走。40m位を直線で走ります。とりあえずスタートポジションはとりつつ、よーーいどん!!
全力疾走とは程遠い走りでしたが、一応ゴールまで行きました。6人中、4位くらいで。。
わずか2種目でしたが、どちらもとりあえず参加していて、やることも一応やっていたかなと思うと、よく頑張っていたなと感じています。そもそも行事は、うちの娘にとってはストレスのようで、行きたくないとかはありませんし、何か嫌だとか口に出すことはありませんが、おねしょをするようになるなど、きっと不安なんだな、というような表れが出てきます。そんな中、学校でたくさん練習して、ここまでできるようになったと思うと花丸。年少からの成長を考えると花丸だなと思います。
毎年、少しずつですが、成長していってくれるといいなと思います。
ちなみに応援席では全く他の種目に興味を示さないし、開会式閉会式では全く話を聞いてない娘でした。まぁいいか、、、。